おとと日和

岐阜で生き物係をしています。メダカ沼から抜け出せそうにありません…

ビカクシダ胞子培養チャレンジ!〜セッティング編〜

皆さんこんばんは。

 

一気に冷え込んできましたねー🥶

 

急激な寒暖差で、体調崩したりしていませんか?

 

私ゆうまるは、この寒くなってきたタイミングで謎の車中泊ごっこ(自宅駐車場で寝るだけのやつw)をやり出したので、若干調子悪いです…😨

 

自業自得やんけ

 

 

 

 

さて、今日は少し前にイベントで購入したこちら↓

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ビカクシダ(リドレイ)の胞子🍄

 

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ビカクシダは熱帯域に自生する着生植物で、その独特なフォルムから、インテリアとしても人気の高い植物です🌱✨

 

ゆうまる

オシャレ植物の代表格だね

 

こちらの胞子をずっと放置気味にしていたので、重い腰を上げて『ビカクシダの胞子培養』にチャレンジしてみます!

 

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ototo-biyori.com

 

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胞子培養とは?

ビカクシダは、貯水葉と胞子葉と呼ばれる2種類の葉から構成されます。

 

そのうち胞子葉と呼ばれる葉先に、上の写真のような茶色いフワフワした胞子を付けます☁️

 

採取した胞子を人工的に培養し、子株を育てていく作業が「胞子培養」です🧫

 

分かりやすく言うと、培地が「畑」で胞子が「種」みたいな感じかな🤔

 

あぁ〜要するに種蒔きね

 

準備する物

準備した物はこちら↓

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胞子培養グッズ
  • お好みの品種の胞子
  • ザル付きタッパー
  • ジフィーセブン(培地)
  • アルコール除菌スプレー
  • ナイロン筆

 

今回はこちらの道具を使ってセッティングしていこうと思います👍

 

※胞子はネットショップ等で数百円〜数千円で購入できます💰

 

設置手順

今回も写真が多めなので、簡単に作業手順を紹介していきたいと思います!

 

めちゃくちゃ簡単にできるので、ビカクシダ胞子培養に興味のある方は参考にしてみて下さいね♪

 

下準備

まずは使用する道具を綺麗に洗って消毒していきます🚿

 

ザザーッと水洗い↓

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あとで除菌するので、軽くすすぐ程度で大丈夫!

 

アルコールスプレーで消毒↓

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ビカクシダの胞子培養は、一緒にカビ類も発生しやすいので、下処理が大事です☝️

 

ゆうまる

成長条件が似てるんだね

 

タッパーはザル付きをチョイス↓

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水換えも楽だし、止水域を作りにくいので水も長持ちします😌

 

 

ジフィーセブンを並べて↓

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培地は肥料入りで管理のしやすい「ジフィーセブン」を選択☑️

 

水分を含むと一回り大きく膨らむので、適当な間隔を空けて置きます。

 

ぬるま湯で戻す↓

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熱湯で殺菌しながら戻す方法もあるようですが、今回は下処理をしっかり行ったので、ぬるま湯で♨️

 

胞子を付けやすいように着生面を広げておきます↓

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紙?のような素材で覆われているので、爪楊枝やピンセットで簡単に広がることができます👌

 

 

胞子付け

いよいよ胞子を蒔いていきます🦠

 

紙コップに胞子を入れます↓

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胞子はとっても軽く吹き飛びやすいので、風のない場所を選んで行いましょう!

 

胞子をペタペタ↓

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先を濡らした筆で、均一になるように胞子を付けていきます🖌️

 

なんか美味そうに見えてきたわ

 

胞子付け完了↓

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少し付け過ぎな気がしなくも無いですが、サービスということにしておきましょうw

 

上手くいけば、ここから胞子体と呼ばれるコケみたいなのが生えてくるはず😛

 

ここでもう一工夫↓

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ゆうまる調べでは、ジフィーセブンの発芽率が一番良さそうではありましたが、保険で水苔Verも作っておきます🫡

 

 

残った胞子を↓

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えいやーっと!

 

(最後の最後で雑になりましたw)

 

ゆうまる

こういうのが一番上手くいったりするんだよねー

 

仕上げの霧吹き↓

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最後に表面に霧吹きし、フタをして完成です♪

 

スプレーは、細かい霧が出るタイプが使いやすくておすすめです😙

 

 

 

 

その後の管理

胞子付けが終わったら、あとは待つだけ⏳

 

管理するケースは↓

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いつぞやIKEAで購入したミニ温室、

 

「SOCKER(ソッケル)🌡️」

 

オシャレなデザインに惹かれて、なんとなく買っておいた物ですが、ついに活躍する時が来たようです😝w

 

25℃前後で管理するのが好ましいということで、少しでも保温効果を高めるためにこちらに入れて管理してみます。

 

※もともと暖かい地域の植物なので、低温は苦手です❄️

 

照明は↓

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amazonで購入した、

 

「DEWEL  アクアリウム用ライト💡」

 

こちらのライトは植物の生育に必要な白以外の波長を含み、かつタイマー付きなので超便利⭕️

 

(ひとまず12時間照射で様子見します)

 

汎用性も高く、コスパも抜群なので是非使ってみて下さい😊

 

 

発芽するのが楽しみ↓

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胞子体が出るまでなかなか時間がかかるようなので、毎日観察して気長に待ちたいと思います👀💓

 

ゆうまる

ピョコピョコ芽を出せよ〜

 

まとめ

今回、初めてビカクシダの胞子培養にチャレンジしてみました!

 

胞子培養と聞くとなんか小難しい感じがありますが、やったことは…

 

胞子蒔いただけ🤣w

 

お好みの培地に、好きな品種の胞子をパラパラっと撒くだけです🤲

 

ワシでもできそうやな

 

しかし!

 

難しいのはここから🤨

 

胞子が無事に発芽するかも、順調に育つかもやってみないと分かりません💦

 

カビ類の発生にも気を付けなければなりませんので、まだまだ気の抜けない日々が続きそうです…

 

今後は、胞子体の成長レポートも定期的に記事にしていこうと思いますので、興味のある方は引き続きブログをチェックして下さいね〜🤗

 

それでは、胞子の成長を願って👋